一言で「付き馬」を解説すると…

ハナシカ
吉原の遊郭で無銭飲食を防ぐために客の家まで付き添う“付き馬”の若い衆が騙され、最後は自分が付き馬に追われる羽目になる噺。
主な登場人物

若い衆
吉原における借金取り「付き馬」をやってる若い衆です!

男
吉原で遊んで、金がないから「付き馬」を騙して逃げた男です!

早桶屋
男から言われて特注の早桶(棺桶)を作った早桶屋だぁ!
付き馬の詳細なあらすじ
吉原では、無銭飲食や勘定不足の客に対し、若い衆が家まで付き添い、支払いを取り立てる「付き馬」という制度があった。
ある日、若い衆が男を引き止める。男は「金貸しのおばさんの代理で集金中だから、遊ぶ金はない」と言うが、「明日の朝、借金を回収できるので、その金で払う」と約束し、豪遊する。
翌朝、支払いの段になると、男は「印鑑を忘れたので、一緒に取りに行こう」と言い、若い衆を連れ出す。しかし、途中で風呂や飲食を楽しみ、ついには田原町まで来てしまう。
そこで男は「叔父が早桶屋をしているので、そこで払ってもらう」と言い出し、店に入る。そして、外で待つ若い衆に聞こえるように話しつつ、実際には「兄が亡くなったので棺桶を用意してほしい」と嘘の依頼をしていた。
しかも、「特注の 『図抜け大一番小判型』 にしてほしい」と注文する。職人たちは面白がり、すぐに制作に取り掛かる。
やがて男は、若い衆を店内に呼び入れ「もう大丈夫」と伝えさせた後、姿を消す。取り残された若い衆は、話の食い違いに気づき、ようやく騙されたことを悟る。
すでに特注棺桶は完成しており、早桶屋は「勘定を払え」と迫る。若い衆には支払う金がなく、「なんとか勘弁を」と懇願するが、特注品のため売り先もない。
若い衆「早桶背負って大門くぐれません・・・」
早桶屋「金がねえなら仕方がねぇ、小僧、こいつを付き馬しろ」
コメント