一言で「強情灸」を解説すると…

友達から熱い灸を据えに行ったという話を聞いて、強情に張り合った噺。
主な登場人物

峰という名の有名なお灸を据えてきた男です!

友達が峰に行った話を聞いて、たいしたことないと強情を張った男だぁ!
強情灸の詳細なあらすじ
友達から「峰」という名前のお灸を据えに行った話を聞いた。何でも、とてつもなく熱く、前のお客さんが唸っていることを聞いて、逃げ出す人もいるとのこと。
その話を聞いた熊さんは、その話を聞いて強情にも張り合い、「自分には峰でやってもらったお灸よりも多くの灸を据えろ」と友達に伝えた。
最初は全然熱くないと強がるが、やがて火が下に回り、耐えられないほどの熱さに。熊は石川五右衛門の釜茹で地獄の伝説を引き合いに出し、それに比べれば熱いほどのことはないとした。
友達「どうだ!熱いだろぉ!」
熊「いや熱くはねえが、五右衛門は熱かったろぅ・・・」
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『峰』のお灸とは?どれほど熱いのか

落語『強情灸』に登場する「峰」というお灸は、並の熱さではない。普通のお灸でもじわじわと熱が伝わり、慣れない人には耐え難いものだが、「峰」は特に強烈な熱さを誇るとされている。その評判の過激さが、物語の面白さを際立たせている。
お灸とは
お灸(きゅう)は、艾(もぐさ)を燃やし、皮膚の上で温熱刺激を与えることで、身体の自然治癒力を高める伝統的な治療法である。東洋医学の一環として、中国から伝わり、日本では独自の発展を遂げた。古くは戦国武将や旅人も健康維持のためにお灸を施していた記録が残っている。
お灸の種類
お灸にはさまざまな種類があり、それぞれ熱の伝わり方や効能が異なる。
- 透熱灸(とうねつきゅう)
- もぐさを直接皮膚に置いて燃やす伝統的なお灸。
- 熱が皮膚に直接伝わり、強い刺激を与える。
- 「峰」のお灸もこのタイプに近い。
- 知熱灸(ちねつきゅう)
- もぐさと皮膚の間に緩衝材を挟み、熱を和らげる。
- 比較的穏やかな温熱刺激で、初心者向け。
- 間接灸(かんせつきゅう)
- もぐさを直接燃やさず、艾の上に生姜やにんにくを置いて間接的に熱を伝える。
- 刺激が少なく、じんわり温まる。
- 棒灸(ぼうきゅう)
- もぐさを棒状に固め、火をつけてかざす方法。
- 肌に直接触れないため、穏やかな温熱効果を得られる。
熱さの種類
お灸による熱の伝わり方にも種類がある。
- じわじわ広がる熱
- 低温ながら長時間かけて熱が浸透するタイプ。
- 筋肉の深部まで温めるのに適している。
- 一気に熱くなる灸
- 直接皮膚に据える「透熱灸」はこのタイプ。
- 「峰」のお灸はこれに分類され、皮膚が耐えきれないほどの熱さに。
- 内部から火が入るような熱さ
- 「峰」のお灸を受けた者は、「表面の熱さだけでなく、体の奥に火が入るような感覚がある」と語る。
- 皮膚の奥まで熱が伝わり、長く残るのが特徴。
お灸の効能
お灸は古くから東洋医学において、体の不調を改善するために使われてきた。
- 血行促進
- 温熱効果により血流を改善し、冷え性や肩こりに効果的。
- 自律神経の調整
- 熱刺激によりリラックス効果が生まれ、ストレス緩和に役立つ。
- 免疫力の向上
- 体温が上がることで免疫細胞が活性化し、風邪予防にも。
- 消化機能の改善
- 胃腸のツボを刺激することで、消化を助ける効果も。
- 痛みの軽減
- 関節痛や神経痛の緩和に用いられることが多い。
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