落語【掛け取り】のあらすじを優しく解説!

落語 あらすじ

一言で「掛け取り」を解説すると…

ハナシカ
ハナシカ

借金取りの趣味嗜好を逆手にとって、借金をチャラにしてしまう噺。

主な登場人物

男

掛け取り(借金取り)を口で追っ払った男です!

女房
女房

男の女房です!

大家
大家

長屋の大家です!

魚屋
魚屋

魚屋です!

掛け取りの詳細なあらすじ

長屋に住む男は、家賃や食料品のツケがたまり、支払いの目途が立たずに困っていた。

かつては、布団に潜り込んで死んだふりをして掛け取りをやり過ごそうとしたが、今度はその手が通用しない。

そこで男は、掛け取りたちの性格や趣味を逆手に取り、それぞれをうまく言いくるめて支払いを先延ばししようと考えた。

まず、男のもとにやって来たのは、狂歌が好きな大家である。男は大家に対して、自分の貧乏暮らしをテーマにした狂歌を次々と詠み、「貧乏の棒も次第に長くなり」というような言葉で大家の共感を誘う。

大家も自分の狂歌を詠み返し、そのやり取りに満足してしまい、返済の延期を快く承諾する。

次に、喧嘩っ早い性格の魚屋、金公が現れる。金公は「借金を取り戻すまでは、テコでも動かない」と強気な態度で来るが、男はそれを逆手に取り、「金が入るまで、そこに何十年でも座っていろ」と挑発する。

金公との押し問答が続くうちに、男が金松に借金を払ったことにし、ツケを帳消しにすることで話がまとまり、金公は退散することになる。帰ろうとする金松に男が一言。

金公「今やったのは十円札だ!釣りよこせ!」

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