落語【転失気】のあらすじを優しく解説!

落語 あらすじ

一言で「転失気」を解説すると…

ハナシカ
ハナシカ

屁のことを「転失気」というを知らなかった和尚が恥をかく噺。

主な登場人物

先生
先生

和尚に「転失気(屁)はあるか?」と聞いた病院の先生です・・・

和尚
和尚

転失気を知らなかった和尚です・・・

珍念
珍念

和尚に転失気を聞いてこいと言われた小僧の珍念です!

転失気の詳細なあらすじ

瑞徳寺の和尚が医者に診察を受けた際、「てんしきはあるか」と尋ねられたが、和尚はそれが何か分からず「ありません」と答えた。気になった和尚は「てんしき」を調べるが見つからない。

小僧の珍念に「てんしき」を探させるが、雑貨屋や花屋でも見つからず、結局、珍念が医者に尋ねると、「てんしき」とは「屁」のことだと教えられる。

珍念は和尚に「盃(さかずき)」だと嘘を教えると、和尚もそれを信じてしまう。

後日、医者が往診に来た際、和尚は得意げに「てんしきはあります」と盃を見せるが、医者は「てんしき」は「屁」のことだと指摘する。

転失気が盃ではなく屁のことだと知った和尚は珍念に、

和尚「こういう良からぬ嘘をついて、お前はあたしのことをなんだと思ってる!?」

珍念「えぇ!屁とも思いません!」

転失気を聞くなら

転失気を聞くなら「立川談志」

立川談志の「転失気」は、和尚の恥ずかしい失敗を巡る滑稽な騒動を描いた一席です。思わず笑ってしまうような出来事が、談志の辛辣でユーモア溢れる語りで鮮やかに展開されます。笑いと共に人間味を感じさせる、名人芸が光る作品です。

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