一言で「天狗裁き」を解説すると…
ハナシカ
見てもいない夢の話を色んな人に聞かれ、しまいには天狗にまで夢を聞かれる噺。
主な登場人物
旦那
夢は見てないんだけど、周りが夢を見た夢を見たってうるさくて・・・
女房
旦那が夢を見ていたと思って聞いたのに、見てないって・・・
熊
喧嘩してる夫婦の仲裁に入って、夢の話を聞いたのに・・・
大家
皆の話をまとめて、最後に夢の話を聞こうと思ったのに・・・
お奉行様
下らんことで願書が来た!つまらんことを解決した後に夢の話を聞こうと思ったのに・・・
天狗
つまらんことで拷問されそうな男を救って、夢の話を聞こうと思ったのに・・・
天狗裁きの詳細なあらすじ
お咲がうたた寝する喜八を起こすと、夢を見ていないと言い張る喜八。
怒ったお咲と喧嘩になり、隣の熊さんが仲裁に入るも、夢の話を巡って再び喧嘩。
大家も仲裁に加わり、おさまったかと思ったが、大家にも夢は見ていないので話せないという喜八。大家は怒り、奉行所に訴えるという話に。
くだらない夢の話にお奉行様は大家を叱るが、皆を立ち退きさせた後で、喜八だけを残し、お奉行様も夢の話を聞きたがった。
見ていないものは見ていないと怒った喜八はお奉行様の反感を買い、拷問にかけられそうになる。
そこへ天狗が現れ喜八を助けるが、天狗も夢の話を聞きたがり、喜八が再び困る。
最後に、喜八がうなされて目を覚ますと、お咲が夢の内容を尋ねる。
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