一言で「包丁」を解説すると…
ハナシカ
別の女が好きになり、今の女房を罠にかけて別れてやろうとして失敗する噺。
主な登場人物
久次
別に好きな女が出来て、女房を捨てる計画を立てた夫です!
寅
久次から相談を受けて、一緒に計画を行う算段を取った寅です!
清元の師匠
久治から別れる計画を進められた清元の師匠です!
包丁の詳細なあらすじ
久次は、他に好きな女性ができたため、清元の師匠であるおあき(安喜)と別れたいと考えた。
そこで、兄弟分の寅を誘って悪だくみを計画する。計画は、寅がおあきの家に入り込み、彼女に言い寄っているところを久次が出刃包丁を持って踏み込むという。
これによっておあきを悪者に仕立て上げ、彼女を田舎に売り飛ばして利益を山分けしようとするものだった。
寅は計画通りおあきの家に行き、酒を飲み始めるが、おあきは寅を全く相手にしない。
寅が強引に迫ろうとすると、おあきに厳しく拒絶され、彼女の剣幕に圧倒された寅は、思わず久次との計画を暴露してしまう。
これを聞いたおあきは、久次を追い出して寅と一緒になるから加勢してほしいと頼む。おあきは寅を新しい着物に着替えさせ、二人で酒を飲み始めた。
そこへ久次がやって来て覗き見し、計画が順調だと思い込む。
久次が勢いよく踏み込んでおあきを責め立てようとするが、寅は計画がバレていることを告げ、おあきは逆に久次を追い出してしまう。
二人が再び飲み直していると、久次が再度戻ってきて、「出刃包丁を出せ!」と叫ぶ。
寅が「どうするつもりだ?」と問い詰めると、
久次は「魚屋に返しに行くんだ・・・」。
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