落語【権助魚】のあらすじを優しく解説!

落語 あらすじ

一言で「権助魚」を解説すると…

ハナシカ
ハナシカ

飯炊きの権助が浮気を疑ったかみさんに頼まれ、旦那の後を付いていく噺。

主な登場人物

権助
権助

おかみさんに頼まれて旦那に付いていった飯炊きの権助でがんす

おかみ
おかみ

旦那が妾(めかけ)を囲っていることを疑っているおかみです・・・

旦那
旦那

かみさんの企みを察して権助を買収した旦那です・・・

魚屋
魚屋

権助に魚を売った魚屋です!

権助魚の詳細なあらすじ

ある商家の女主人が、夫が妾(めかけ)を囲っていると疑い、飯炊きの権助に1円を渡して尾行を頼む。

床屋から帰ってきた夫は、用事があると出かけようとするが、女主人は権助を同行させる。夫は権助を巻こうとするが、権助は忠実に付き従う。

夫は、権助が女主人から1円をもらっていることを知り、2円で買収する。

夫は、両国橋で丸安さんと会い、その後、柳橋の料理屋で宴会をし、隅田川で舟遊びを楽しんだ後に湯河原へ行くと報告するよう指示し、隅田川で網打ちした魚をお土産に持って帰るようにと教える。

権助は、魚屋でニシン、スケソウダラ、目刺し、かまぼこを購入し、女主人に報告する。

女主人は、「そんな魚が関東で取れるわけはない」と権助が旦那に買収されたことを見破る。

おかみさんは「そんな魚が関東一円で獲れますか!?」と一言。

権助は、「一円!?そうではねぇ、二円で頼まれた・・・」

権助魚を聞くなら

権助魚を聞くなら「三遊亭兼好」

高座に出た瞬間の底抜けの明るさと洞察力が輝るマクラ。それから、計算された軽妙な語り口と構成で今やチケット即売れの人気落語家。おかみさんと旦那の間で振り回されながらも、それを楽しんでしまうような権助を演じてくれる。

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